お米を研ぐ際、ざるとボウルを重ねて最初のすすぎの水はすぐに捨てましょう。
お米は最初に水に触れた瞬間から、どんどん水を吸収するため、水と一緒に糠や臭いも吸収してしまうので、手早く行いましょう。
「手が冷たいから、、、」と温かいお湯でお米を研ぐと、お米のでんぷんが溶けてしまったり、お米が割れる原因になります。
お米を研ぐ際は冷たい水で研ぎ、お米の旨みを守ることで、美味しく炊き上げることができます。
お米を研ぎ終わったら、「夏なら30分~1時間、冬なら2時間」を目安に浸水させ、お米に水を吸わせることで美味しい炊き上がりになります。
このとき時間を置きすぎると、お米がふやけて食感や風味を損ねてしまうので、注意してください。
お米が炊き上がったら、釜の底から大きく掘り起こすイメージでふんわりと混ぜてほぐしてください。
炊き上がったあとに放置してしまうと、水蒸気によって蒸れ固まってしまうので、ほぐして余分な水蒸気を逃がしてあげることで、やわらかくふっくらとした美味しいお米を召し上がれます。
お米を美味しく召し上がるには、炊き上がったその日のうちに食べきることをおすすめします。
もし食べきれない場合は、炊飯ジャーの中で保管するのではなく、薄くのばしてラップに包み、ジップロックなどの密閉できる袋にいれて、冷凍庫で保管してください。